9月にして短期決戦

 今月の購入予定。


4日
ONE PIECE 55 (ジャンプコミックス) 尾田栄一郎
桜蘭高校ホスト部 第15巻 (花とゆめCOMICS) 葉鳥ビスコ
15日
日時計殺人事件 (白泉社文庫 の 1-30 Silkyシリーズ) 野間美由紀
17日
絶対可憐チルドレン 18 (少年サンデーコミックス) 椎名高志
18日
P.S.アイラブユー (クイーンズコミックス) 谷川史子
たまちゃんハウス 5 (クイーンズコミックス) 逢坂みえこ
23日
ヴィンランド・サガ(8) (アフタヌーンKC) 幸村誠
シマシマ(6) (モーニング KC) 山崎紗也夏
29日
大奥 第5巻 (ジェッツコミックス) よしながふみ
下旬
ティンク★ティンク (5) (ウィングス・コミックス) 松本花


 新書館のサイト、リニューアルしたはいいけど、えらい使いにくいなぁ。やたらと新タブ開くし。
 そして今週だけ見事にすっぽり発売予定がないのは、しっかり仕事しろという天啓と受けとめることにします…がんばろ。

PSP買った


 こないだから…というか、個人的に正確にはずーっと迷いっぱなしだったPSPを、夫と共同購入しました。DSはそれぞれ持ってるんだけど、PSPはどちらも持ってなかったのです。
 パタポンからこっち、FFTアイマスProject DIVA、そして今度発売されるLUNARと、続々気になるモノが貯まってきてたので、ここらが潮時かなという…うう、欲望に弱い。


 本体とTVに接続するケーブルとかは夫と折半で、ゲームは個人で購入。ラインナップは以下の通り。


 夫もアイマスを買ってるあたり、ニコ動の影響が…。FFTは、私はPS版をやってるけど、追加要素が見たかったので嬉しい。あのゲーム好きだったし。


 さてそして私の場合、実は問題はこれから。そう、色覚障害対応です。
 一応、画面がきれいだと言われてるPSP-3000を買ったし、影響少ないように本体色はシルバーにした。*1
 色の面積そのものも認識に大きく影響するので、基本的にTVに出力することにする。
 ソフトの選定ではアイマスProject DIVAを最後まで迷ったんだけど、パッケージ裏の画像やネット上の情報を見る限り、どうも後者の方が「見えない」*2確率が高そうなので、今回は見送った。


 実際問題としては、プレイが継続できないほど見えない*3ってことはごく稀なんだけど、初めてのゲーム機やゲームにあたる時は、やっぱり緊張するなぁ。好きなゲームのシリーズとかで、ものすごく期待してわくわくして待ってたら、実際はプレイが困難だったりした時のあのがっかり感は、たまらないものがあるし。
 昨晩夫がFFTをプレイしてるのを見てた限りでは、今のところ大きな問題はないかなという感じ。夫に画面に表示される情報の説明をしてて、
夫「赤いのが敵の名前なのか」
私「え、赤いの?」
という会話はあったけど(笑)。
 話題に上らないから気づかないだけで、例えば同じゲームをしてても、見えてないものは実はたくさんあるんだろうなぁ、と改めて。


 さて、充電終わったらアイマスやろっと♪

*1:携帯ゲーム機の場合特に、画面を見る時にどうしても画面周辺=本体の色が目に入る。そのうち詳しく書くけど、そのことが画像そのものの色の見え方に干渉したりするのです。

*2:というか、プレイに支障がある、かな?

*3:例えば、ルートを示す手がかりが色の違いだけで表されていて、それと認識できないとか。収集すべきアイテムが同様、とかね。

嗚呼後輩


 こないだ近所に越してきた高校の後輩から、突然の電話。


「今、お時間ありますか? 台所を貸していただけないでしょうか」
 …いや、そりゃ時間はあるけども。台所?
「実は、フルーツヨーグルトが食べたくなりまして」
 うん。でもまあそれなら、作り方がわからないとかではないだろう。
「思い立って桃缶とか果物とかいろいろ買ったんですよ。でもうちにあるボウルが小さくて使えないので、そちらの台所をお借りして、混ぜてタッパーに詰めて持って帰りたいなー、なんて…」
 あー、そゆことか。彼の新居の台所は、居室にシンクが生えてるといった代物で、確かに大きい調理用具とかは収納できなそう。うん、まあいいよ。
「それともうひとつ、重要なことがありまして」
 なんだね。
「みなおさんち、缶切りありますか?」
 …買えよそういう生活必需品はっ。


 程なくして近所のスーパーのレジ袋を持って後輩到着。彼は夫と共通の友人なので、仲良く台所で果物を切り刻んでいる様子。書斎でメール書いてる私の耳には、声だけが届く。
「ヨーグルトが安かったんで2パックと、バナナとリンゴと」
 豪勢だなぁ。ま、ひとり暮らしでビタミン不足してそうだし、よしよし。
「あと桃缶と。冷凍のブルーベリーもあるんですよ」
 うん、豪華だ…って、ちょっと待て。
 恐る恐る覗きに行くとそこには、私が普段5合の米を研ぐのに使っている、我が家最大のボウルになみなみと白い粘体が…。
 余った分は差し上げますよと帰ろうとする彼に、自宅のタッパーを供出して無理矢理もう1パック持たせる。これでやっと、我が家に残る分は並みの量に。


 後には豪華なフルーツヨーグルトと、飽和したため投入を見送られたバナナが残った。後かたづけをしながら夫がぽつりと
「冷蔵庫とか自分の胃のキャパを考えて買い物をするとかって技能は、彼にはないのかね」
 あのね。昨日も半額につられてシーフードを買い込んできて、パスタに投入したら多すぎたとか言ってる人の台詞、それ?
「…すみません」
 休日早々笑いを提供してもらったのは良いが、後輩の教育を間違えた気が、ひしひしと、する。

グラン・ブルー感想


 土曜の夜、夏になったら見ようねと夫と話していたグラン・ブルーを見ました。ちなみに夫は初見。


 公開は1998年だそうだから21年前か。私がこの映画を初めて見たのは、確か15年ぐらい前のこと。『瞳の中の王国』(岡野史佳)という白泉社系の少女マンガのコミックスの柱スペースで、その作者が絶賛していたのを読んで、どっかで機会がないかなと探していたのです。
 その時から5年くらいの間に確か、映画館で4〜5回は見たかな。後に深夜にTVでやってたのを録画して、それはもう数えきれないほど。
 その頃から今に至るまで、「好きな映画は」と問われるとふと出てくる。そういう作品。


 2015年前、この映画にはまり始めた頃、人に問われると私は「イルカと潜る人の話、或いは間違って陸に生まれた男の悲劇」と説明していた気がする。
 10年前に完全版を見た頃には、ちょっと違ってた。悲劇というよりこれは、逃れられない運命というか、業のようなものを描いているのではないかと。そういう風にしか生きられないってことが、あるということ。そのことを。
 そして先日見た時には、またもうちょっと違うことを考えた。


(20年以上前の作品だからネタバレを気にすることもないんだろうけど、一応。この先ちょっと、作品の内容に触れます)


 主人公のジャックは「やっと手に入れた」はずの家族や愛情を、結局は自ら捨てて海へ還っていくんだけど。
 客観的に見ればこの行為は、身勝手極まりない。私がジョアンナでもその友人でも、やっぱり怒ると思う。
 そのかなしさを昇華するために、ジョアンナは最後、「Go…Go and see my love.」と言う。これは彼の行動を自分の裡に取りこもうとする、一種の適応機制みたいなものなんだろう。
 この台詞すごく好きだったんだけど、いま見るとなんというか、微妙に恐ろしさも感じる。
 ジャックはもうジョアンナを見ていない。当然、その愛も。だから行こうとするし、そのことがジョアンナにわかっていないはずもない。
 けれど最後に。どうしても行こうとする、あまつさえ引き金を引かせようとすらする彼に。今も愛するその人に。
 言ってあげられるのは、やっぱりその言葉なんじゃないかと思う。絶対に届かない、響かないとわかっていても。
 この圧倒的なすれ違いが、なんだか恐ろしいなと思うのです。


 そしてもうひとつは、ジャックの生き方について。
 エンゾは家族と愛情の大切さをくり返しジャックに説く。彼から見ると、ジャックに欠けているのは正にそれなんだろう。ジャック自身も、そう思っていただろうし。
 けれど結局、ジャックは海へ還る。自分に必要なたったひとつのものはそこにある、と確信して。
 「普通」や「メジャー」がなんと言ったとしても、そのことに自分自身が納得してすらいても。自分の求めるもの、必要なものは、結局自分にしかわからない。それも「そう感じる」というあやふやな方法でしか。
 与えるどころか、誰も教えてはくれないんだよ、と。
 そういう話なのかなと、今回は感じました。


 同じ本を時間をおいて何度も読むと、受けとることの違いが自分自身の変遷を見せてくれるって話、最近どっかで見た気がするけど(あ、思い出した。山田詠美氏の『無銭優雅』だ)。
 そんな感じ。だんだん自由になるみたいで、面白い体験でした。

twitter日記

 おととい始めたばかりのtwitterですが、なかなか楽しいです。
 twitter検索で「介護保険」とか「介護事務」とかサーチして関連の話をしてる人を探してみたけど、政治の方向から話題になってることが多いのかな、という感触。現場の人はやっぱり、技術系の人に比べたら少ないのかな。
 bombtterをフォローしてるので、TL上はたいがい爆発の嵐。私もこないだ介護保険課を爆破してみた。…それなりに楽しい(笑)。


 しかし細かいルールでわかってないことが多いので、まだまだ勉強せんと。@付きの発言は発言者をフォローしてない人にも届く、とか、さっき初めて知った。そーなのか。


 まだ全然フォローしてくれてる人の数が少ないので、基本的に書いても誰の目にも止まらないとはわかってるんだけど、それは意外とストレスにならないこともわかった。長いこと小さい個人サイトで日記とか書いてたからかな。
 ま、ここの日記の合間を縫うように、ふらふら綴っていければ良いかなと考えています。

twitterはじめました

 先日の日記の通り仕事が忙しくて、ストレスのあまりついtwitterを始めてみました。ここにもブログパーツで付けてみた。
 ここだって放置まっしぐらなのにどうすんのさって話もあるけど、んー…なんというかな。どんな風に出力するのが自分のスタイルに合ってるのかを、探してるというか。

 しかしなにより最大の問題は、twitterやってる知り合いが皆目いないことです(笑)。とりあえず2人フォローしてみたけど、他にはホントにいない。ってかいるのかもしれないけど、知らない。
 botにだけフォローされてる現状はあまりにも切ないので、もしやってる方がいたら声かけてくださいな〜。

熱い8月になりそうだぜ


1日
放課後の魔術師 (4)ワンサイド・サマーゲーム (角川スニーカー文庫) 土屋つかさ
6日
無銭優雅 (幻冬舎文庫) 山田詠美
10日
シュガーはお年頃 3 (ヤングキングコミックス) 二宮ひかる
12日
3月のライオン 3 (ヤングアニマルコミックス) 羽海野チカ
鋼の錬金術師 23 (ガンガンコミックス) 荒川弘
19日
Do Da Dancin'! 6 ヴェネチア国際編 (オフィスユーコミックス) 槇村さとる
宇宙へ~Reach for the sky~ ゴスペラーズ
21日
ピアノの森(16) (モーニング KC) 一色まこと
25日
おいしい店とのつきあい方 (角川文庫) サカキシンイチロウ


 先日、短大の同窓生数人と会う機会がありました。久しぶり…ってかホントに卒業(私はしてないけど)以来の面子も多く、懐かしいというかそもそも誰がどうなっているのやら。自己紹介というか、旧姓含めて卒業後の各自のキャリアを語るだけで数時間を要したという。
 驚いたのがその中になんと、夫と同じ会社の人と結婚してた子がいたこと! お互い軽く叫びましたですよ。夫同士は勤務地が違うのでお互い面識はないらしいけど、当該の会社はそんなものすごい大企業でもないし、私たちの短大と関連のあるジャンルの会社でもない。第一、その日集まったのはホントに数人なのですよ。どういう偶然かと。
 連絡先を交換した折に、


私「また会う機会がありそうだね」
彼女「そうだね。でも、どっか地方の果ての方に、双方の夫が転勤になって会う…とかは避けたいねぇ」
私「…ええまったく」


と、しみじみ語り合いました。彼女の夫はもう、けっこうな長距離を何度か転勤してるのです。大変だなぁ…というか、私も大変になるのかな。まだ想像つかないけど。


 そして表題。こないだの日記にも書いた処遇改善交付金の件、障害者自立支援法バージョンの説明会に今日、行ってきたんだけど。
 うちの会社の場合の、給付率。介護は4%、障害は15.5%。
 書類の提出〆切。介護は9/15、障害は9/7。
 提出方法は郵送。介護は必着、障害は消印有効。
 そんでこの2つ、肝心の書類の内容はほぼ同じなのです。もうね、どんな嫌がらせかと(泣)。
 それにね、そりゃ法律が違うって話はわかるけど、兼用運営してるとこの立場とかさ…給付率がこんなに違って、どうやって給与の公平性を担保しろと?
 介護の現場の職員が対象の処遇改善のみに限定した給付なんだけど、こんなに四六時中何かしら改正したり新制度作ったりするなら、本気で事務員に「制度改正手当」でも出してほしい。やっとれん。


 これをどうにか条件クリアしてプランニングして理事会通して提出して、給付金をもぎ取ってちゃんと職員に分配する仕組みを作るのが、当面のお仕事です。一事務員がやる仕事じゃないだろって話もあるけど、そんなこと言っててもらえなかったら泣くのは職員だし。
 …熱い夏になりそうです、ホント。